学校法人宝泉学園 認定こども園塩部幼稚園

園の特色

園の特色

教育方針

1人1人が主役

発表会などで、上手な子を選抜して主役にして…というやり方はスムーズで、手っ取り早く見栄えのする舞台や会を作ることができます。しかし、それでは、全ての子どもの自己肯定感を育むことはできないと考えています。塩部幼稚園の発表会や運動会では、必ず全員が主役になって目立つ場面を設けています。子ども自身が、周囲から期待されていると感じ取り、「頑張ってやり抜いた」、「できた」という経験を重ねることが何より重要と考えています。

1人1人の個性を尊重し、明るく生き生きした子ども(個性の尊重)
お友達と仲良く遊び、多くの人と協調して生活することを喜びとする子ども(品性の陶冶)
毎日の生活の中で、自ら独創的な活動を求めていく子ども(創造力の育成)

教育内容

年間を通して一流講師陣による授業が行われます。

英語教育
英語は日本語にない音が多く、言語の区別なく聞き取ることができる幼児期に、たくさんの英語の音に触れることが大切だと考えています。国際化が進むいま、英語はコミュニケーションツールとして欠かせません。塩部幼稚園にはさまざまな国出身の英語講師がいて、日常的に英語が飛び交っています。その素晴らしい環境で、子どもたちは楽しみながら英語を身につけていきます。
音楽教育(音感レッスン)
子どもたちに音楽の楽しさを味わってもらいたいと願いから、全園児が歌唱と音感のレッスンを受けています。各クラスでは、毎日お歌の時間があり、先生のピアノに合わせて楽しく歌いながら、正しい姿勢でお腹に力を入れる歌の基本を身につけます。また月2回、外部講師として、大塚真紀先生(国立音大声楽科卒)に来ていただき、子どもたちには歌の指導、担任教諭には指導方法のアドバイスをしていただいています。
園児一人一人の「音感カルテカード」に、正しく発声できるようになった音程や、音域などを細かく記録。年少クラスから年長クラスまで継続した指導を行っています。毎日の積み重ねで苦手を克服しながら、お友達と一緒に歌う楽しさ、自分の気持ちを表現することの楽しさを学んできます。毎年2月に行われる「ミュージック&イングリッシュフェスティバル」では、年長クラスの子どもたち全員が、ステージに立って独唱します。3年間の音感教育の集大成で、全員が自信を持って歌います。30年近く続く、塩部幼稚園のメソッドの一つです。
音楽教育(バイオリン教育)
年長クラスになると、子どもたちが楽しみにしているバイオリンのレッスンが始まります。塩部幼稚園のバイオリン教育の歴史は長く、20年以上続いています。日常、触れる機会が少ないバイオリンを、子どもたちに経験させてあげたいとの思いから始まりました。バイオリンは楽器としての歴史が古く、子どもサイズの楽器があり、本物に触れることができる点も魅力の一つです。
東京からプロのバイオリニストの先生をお招きし、副園長の風間真実子先生とともに、子どもたちにレッスンしています。
園には10分の1サイズから4分の1サイズまで40丁のバイオリンがあり、一人一人の体の大きさに合った楽器を使います。週1回、3~4人のグループに分かれてレッスンをします。まず正しく立って、楽器を構えるところから始めます。少しずつ練習を重ね、2月の「ミュージック&イングリッシュフェスティバル」では、「きらきら星」など2曲を演奏します。
体育教育
全ての基本は健康な体。年間を通して、体の基本を作る体力づくりに励んでいます。
年少クラスから週1~2回、元ヴァンフォーレ甲府の須藤大輔氏が主宰する「須藤サッカースクールRout」のコーチ陣によるサッカー教室があります。
年中、年長クラスは週1回、フィッツスポーツクラブ湯村校でのスイミング教室があります。専門のインストラクターの指導の下、レベル別に分かれて行います。
このほか、年中クラスはキッズフィットネスもあります。健康運動指導士の坂本里香先生、日本オリンピック委員会JOC強化スタッフ、日本スポーツ協会公認指導者コーチ4の資格を持つ川上琴美先生が指導してくださっています。

日常の保育の中でも、鉄棒やマット、跳び箱、縄跳びに挑戦します。
学研と連携した学習
年長クラスになると、学研教室と連携した、文字や数の学習が始まります。
小学校の授業の1コマは45分間。子どもにとっては、椅子に座って先生の話を聞くことも、慣れていなければ大変です。小学校への入学を見据え、正しい姿勢で椅子に座るところから始めます。そして正しい鉛筆の持ち方で自分の名前やひらがなの文字を書けるようになることを目指します。たくさんの「できる!」を身につけることで、自己肯定感が高まり、自信を持って小学校に入学することができます。

課外レッスン

塩部幼稚園では、付設教室(おけいこ)の募集をしております。

幼稚園の時間が終わってから、習いごととして課外レッスンを受けることができます。レッスンによっては、バス通園のお子さまでもバスに乗る前に受講することができます。預かり保育「バンビ」を利用しているお子さまは、プレイルームから課外レッスンの教室に行き、終わったらプレイルームに戻ります。ご家族が送迎することなく、園内でさまざまな習い事ができます。
2023年度はピアノ(個人レッスン)6教室、バイオリン(個人レッスン)2教室、音感教室1教室、英会話教室(グループ、個人レッスン)4教室、チアリーディング・チアダンス教室、体操教室、サッカー教室、英語でのロボット教室、英語でのヨガ教室、学研教室の計19教室を開講しています。レッスンの曜日や時間、月謝は各教室によって異なります。