学校法人宝泉学園 認定こども園塩部幼稚園

園の紹介

園の紹介

園長あいさつ

園長の畑充仁と申します。2023年4月に園長に就任しました。
私は幼稚園教諭1種、保育士資格を取得後、山梨学院幼稚園に幼稚園教諭として2年勤め、塩部幼稚園に入職しました。幼児教育に携わり、約20年となります。
昨今、「自由保育」を取り入れる園が増えています。塩部幼稚園は一斉保育を主軸としており、自由保育とは対極にある園と言えるかもしれません。「子どもがやりたいことをやる」というのは一見、子どもを主体にしていて良さそうですが、とても難しい面を持っています。なぜなら、子どもが自分からやりたいという活動は、偏っていることが多いからです。まだ生まれて数年の子どもたち。やったことがないこと、見たり触れたりしたことがないものに対して、興味がわかないのは当たり前です。でも子どもの成長を考えると、経験させたいことはたくさんあります。
一斉保育だからといって、嫌がっているのを無理強いすることは決してありません。子どもたちが興味を持てるよう、やってみたくなるよう、先生たちが最適なタイミングで関わり、声をかけ、子どもたちの好奇心や「頑張ってみたい」という気持ちを引き出します。自分の力でできたとき、やり遂げたとき、子どもたちの目は輝き、本当に良い表情をします。そのたくさんの成功体験が、子どもの自己肯定感を育むのです。
これからの幼児教育には、子どもの主体性を大事にしながら、仲間や自分自身を大切にできる土台を育み、生き抜く力を養うことが求められています。子どもたちの伸びる力を信じ、「楽しいな」「やってみたいな」「がんばってみよう」を大切にしながら、一人一人の育ちを、職員一同、一生懸命応援していきます。

塩部幼稚園 園長 畑充仁

創立者の思い

遊びに没頭している子どもの姿は、命の力を発して輝いています。
子どもは大人の未完成な姿では決してありません。
子どもの内には、ひとりの人間としての命の全てがあるのです。
「身も心もすべてひとつの大きな目のよう」な子どもは、まわりの全て を自分の中に飲み込みます。
子どもの内面では、こころに映ったこと、目や耳に触れたこと、自分が したこと、周りで起こったこと、全てが刺激となって、感覚や感情をめ ざめさしています。
子どもたちは無心に遊びながら、実に自らを教育しているのです。
大人はただ、幼児のなすこと、見ること、発見することに感動すればよいのです。
塩部幼稚園はそんな先生と子どもたちのエネルギーが溢れた子どもの広 場でありたいと思っています。
卒園生は私のじまんの宝です。

塩部幼稚園 創立者 畑克明

前園長あいさつ

「あ、いたいた。 はとぽっぽ先生だ!!」
前園長のはつね先生は、なぜ、はとぽっぽ先生と呼ばれているかは知りません。みんなから「はとぽっぽ先生、はとぽっぽ先生」と呼ばれています。
「はとぽっぽ」の大好きなこと

☆ 星を見ること
はとぽっぽは、突然、年長の教室に出現しては、子どもたちに星座の話をはじめます。熱っぽく早口・・・そして夢見るようにゆっくり と・・・
ベテルギウス、リゲル、プロキオン...
年長のクラスには、はとぽっぽ先生手作りの立体星座表が大きくかかげられている。
この星座表は世界中どこを探してもない、すてきな星座表で、 子どもたちに大人気です。
朝、登園してきた子どもたちが星座表をゆびさしながら、 「きのうのよるね、てっぺんにベガがあったんだよ!あれ、ぜったいベ ガだよ」
「アルタイルも見えた?」 「それって、ひこぼしさまでしょ?」
こういう会話をよく耳にします。

♪ ミュージカル
キャッツ、美女と野獣はもちろん、ライオンキングはすでに7回見に行っ ているようです。なんと本場ニューヨークにまで見に行く力の入れよう!
できれば、いつか舞台に立ちたいと思っているらしい。
その夢はまだ抱き続け、園児たちの発表会「ブロードウェイ」
に、魔法使いになって出演し、踊ったりする。これはなかなかの迫力の ある演技です。

児童心理学 「ピアジェ」
大学では心理学を専攻し、とくにピアジェの理論と実践に魅せられています。
お母様方の子育ての相談役も楽しんでいるので気軽に悩み事を相談して みるといいかもしれません。

「はとぽっぽ」は、いつもなにかに憧れています。
そして、いつも実際にうごきだします。

塩部幼稚園 前園長 畑はつね